汗疱の原因と塩分について
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汗疱はおもに手のひらや指などに水疱ができる再発性疾患で、春先から夏場にかけての暖かい時期によく見られる傾向があります。
似たような症状としては主婦湿疹や水虫などがありますが、汗疱の場合は水虫と違って菌による症状ではありません。
症状としては通常水ぶくれができるだけで、2〜3週間程度で自然に完治するケースが多いです。
しかし水疱が破れると湿疹やかゆみ、痛みなどが発生したり、皮がめくれて皮膚も赤くなり、悪化することもあります。
こうなるとケロイド状になることもあり、痛みやかゆみも激しくなって、普通の日常生活をおくるにも困難になってしまう場合もあります。
その原因はさまざまな諸説があり、汗疱が湿疹化するメカニズムに関しては、まだ詳しく解明されていないのが現状ですが、汗のアレルギー反応が生じたことで発症するのではないかと考えられています。
汗疱の原因にはさまざまなケースがあり、その中でも比較的多いとされているのが汗が関係しているケースで、他にも塩分不足や金属アレルギー、洗剤やシャンプーなどの影響があります。
さらには副鼻腔炎や扁桃炎による感染や、喫煙やストレス、自律神経失失調症なども原因となる可能性があるとされています。
このように原因については実にさまざまですが、基本的に水仕事は控えるようにしましょう。
また手に汗をかいたなら、こまめに拭くように心がけるのも良いでしょう。
洗剤やシャンプーに関しても、合成界面活性剤入りのものは控えるようにして、食生活でも塩分を多めに摂取したりしましょう。
またビオチン療法といって、ビタミンCとビオチンとミヤリサンをサプリメントなどで摂取する改善法もあります。
そしてストレスをためないように心がけ、禁煙をすることもお勧めです。